海をナメたらイカンぜよ。
昨日アイテムも揃い、SUPしに行くのをワクワクテカテカして待っていたボクは、このオンショアびゅーびゅーで荒れ狂う海でなんと初めての一人SUPをしちゃったのです。
結果から言うと、生きてるって素晴らしいと思えるほど危険でしたね。
こんな日に二度とSUPやりません。すいませんでした。
- 海までの道のり。
まずね、ショルダーラックなんかじゃとても運べる代物じゃありませんね、10feetのLOKAHIちゃん。肩がもげるかと思いましたw
激重いので、それをカラダを反って持とうとして反対側の腰がじんじん痛んでくる始末。こりゃー、別の方法考えないとイカンです。
んま、でもなんとかかんとかビーチまで運びました。
- 海突入!
ビーチで準備運動しながらオンショアで荒れ狂う海を眺めつつ、沖の方まで行けばなんとかできるかなぁ、と感じたので、あんまり波が割れてないところを見極めていざ出陣!
ところが、ショアブレイクのスープに押されてうまく板に乗れない!!
っとおもいきやなんとか乗ったはいいものの、じゃんじゃかスープがやってきて、2〜3本のスープはかわせてもその次にデカイのがバカーンて割れちゃって板流されてました。
必死に泳いで板にしがみついて、仕切り直しだ!と思っても、ロングボードと勝手が違って全然方向転換できない!!
しがみついたはいいものの、見事にビーチ向いちゃってたんですよ。
パドルで超必死に逆こぎしまくって方向転換してなんとか体制を整えられた!と思った瞬間デカイのがバカーンと割れて板をすっ飛ばされるの繰り返し。
4〜5回それを繰り返した頃かな?また同じように板を流されてリーシュをたぐり寄せて飛び乗ろうと思ったんですよ。
ところがなんか急にグイってリーシュを引っ張られるナーと思ったら、そこにロングやショートなんかじゃ全然走りそうもないうねりで、板が物凄い勢いでビューンって走りはじめてビーチめがけて真っさかさま。
もうね、為す術なしですよ。
降参でーす。
諦めて上がるぞ!と思ってもバックウォッシュにもまれて板が言うこと聞きません。もう泣きたかったです。
死に物狂いで板を捕まえてビーチへダッシュ!
板を置いてほっとした時には、なんだか貧血というか過呼吸と言うかもう気持ち悪くてしばらくうずくまってました。。。
- 帰り道。
ほんとに長かったです。ほんの2〜300メートルの距離が。
しかも、なんだかショルダーラックのフックがずるずるずれてくるんですよ。
なんでかなー、と思ってたら恐らく板もフックも砂まみれになっていて、それで歩いてる反動でずるずるずれてる感じでした。
そのせいで板がどんどん傾いてきて気づいたら地面すれすれになってました。それが上がったところから辻堂正面の入り口まで来たところです。
まだ歩道橋にすら差し掛かってないです。はい。
そこで一旦板を置いて、フックを直して持ち上げてもずれるので、えいい!と板の真ん中の手をかけるところで男前に持って行こうとしたら手も砂まみれでずるずるずれて、歩道橋の最初の踊り場で力尽きました。
しかもまたそこで気持ち悪くなってきたのでしばらくしゃがんで休んでました。
通りすぎていくサーファーや通行人の目が痛い・・・。
海から上がってだいぶ時間も経ったせいか(たぶん30分以上は経ってる)、少し砂も乾いてきたのでショルダーラックの砂を払ってもう一回フックをかけたら今度はずれなくなりました。
でもね、やっぱり肩がもげそうになるような重さ、これは自宅までもつのだろうか・・・・。っても運ぶしかないので気合いで運びました。
- まとめ。
風があってジャンクな時はSUPは絶対やっちゃダメですね。
どうしてもSUPやりたさに我慢できず今日は見切り発車しましたが、二度としません。
沖のほう出れば遊べるかなーとか思ってたのも恐らく勘違いで、割れてなくてもうねりで板はバンバン持って行かれるし、ビーチにいるときより風が強くなるはずなので、パドルのコントロールもままならないはず。
絶対遊べませんね。はい。
あと持ち運び手段はショルダーラックはやっぱり厳しいので、2枚用の自転車キャリアにしようかと思います。でもこのSUP乗っけて運転は無理だと思うので、もちろん歩いてひいていきます。
と、色々とお勉強になったSUP一人デビューでした。
二度と無茶しません。海をナメたらイカンぜよ。